爆笑問題太田 元SMAP出演映画で監督リベンジ

爆笑問題の太田が2度目の監督をすることになった。初めての監督作品が公開されたのが、まだ彼が26歳のとき。その3年前に爆笑問題を結成し、1年前に結婚したばかりの、お笑いの世界ではまだペーペーだった彼。当時、監督に抜擢されたこと自体、異例中の異例だったという。この時のことを後に太田が振り返ったとき「思った通りに出来なかった」と語っている(引用元 Wikipedia)。あれから27年、太田は今度こそ納得のいく映画を作りに行く。

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クソ野郎と美しき世界

元SMAPの草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(44)、香取慎吾(40)が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(来年4月6日公開)は、4本の短編で構成するオムニバスで、太田は草なぎが主演する短編を担当。

太田は久々の監督業を3人の公式サイト「新しい地図」に例え「『新しい地図』というくらいですから、未開の地に降り立ったような感じです。どこに宝が埋まっているかわからないところを一歩一歩歩きながら探すような感じで映画をつくっていけたら楽しいかなと思います。もしかしたら地雷が埋まってるかもしれません」と不敵な? コメントを寄せた。草なぎも「監督、太田光さんに期待してます。とても楽しみです。よろしくお願いします」と太田とのタッグを喜んでいる。(引用元 Yahooニュース)

「バカヤロー!4」で監督業の難しさに直面

27年前、太田を監督に抜擢したのは映画監督の森田芳光。爆笑問題のコントを見たことがきっかけだった。若い世代に映画監督をしてほしいという意向を受けて太田は快諾。しかし、映画監督というものは、想像以上に大変だった。

キャスティング

キャスティングでは、太田にも裁量権があったので、当時、今ほど周知されていなかったが、尊敬していた橋爪功でいきたいと希望を出すも却下される。その後、上から提案されたのは、ビートたけし。駆け出しのお笑いだった太田は恐縮したという。結果として、ビートたけし側から丁寧な断りがあった。そして次に提案されたのが大島渚監督である。大物の連続でまたも恐縮する太田。こちらも後に大島渚監督側から丁重な断りがあった。最終的には春風亭小朝に落ち着いた。

映画製作陣との気まずい関係

映画の撮影時にカチンコを鳴らすとき、監督は何という?「ヨーイ・・・ハイ!」「ヨーイ、スタート!」か。それすらも知らなかった太田。そして、現場はそんなことが簡単に聞ける雰囲気ではなかった。

映画が大好き、そして映画に命を捧げるほどの気概のある人たち。そういう人たちが映画を作っている。その中に、どこの馬の骨か分からない若手お笑い芸人が監督として現れたらどう反応するだろう。想像に難くない。

当時、映画が低予算だったため、俳優陣はちゃんとしたホテルに滞在する傍らで、監督を含むスタッフ陣は安宿で寝泊まりしていた。そこの食堂などで、スタッフ陣は太田に聞こえるように彼に対する不満を話していたという。それは肩身が狭くて辛いものだったが、森田芳光監督など、上の人は非常に良くしてくれたと後に語っている。

時間と予算との闘い

どのような絵(風景、情景)が欲しいか。まずは絵コンテというものをまず作らなければならない。当時のエピソードとして、太田は「人が誰もいないような森の中の幻想的な湖、そこにスワンボートがほしい」という希望を出した。そのイメージにあうような場所を必死で探すスタッフ。しかし、なかなか見つからない。というのも、そのような素敵な場所が近場にあれば、有名になっているだろうし、訪れる人もいるからだ。それでも、諦めずに探し続けるしかない。もうだめだと諦めかけたとき、あるスタッフが、本当にピッタリな場所を探し出して来てくれ、大変感激したという。

撮影した映像を確認して、オッケーを出すか、撮り直すかを判断するのも監督の仕事である。撮影現場で皆を待たせて映像を確認するとき、「あと少し右だな」といったような、小さな違和感を覚えることがあった。それと同時に、「撮影が押している、予算が足りない」というような考えも同時に起こってくる。そういう時は、撮り直しをせずに、オッケーを出してしまう。後日出来上がった映像を見ると、その小さな違和感が、やはり違和感としてそこに存在し続けており、大変後悔したという。

~世界のクロサワ 黒澤明の撮影エピソード~

太田の監督時代のエピソードから聞こえてくるのは、妥協を許してはいい映画は作れないということである。有名な監督ほど、この点に関するエピソードは豊富といえるだろう。完璧主義とも呼ばれた黒澤監督を例にあげてみよう。彼は、妥協を許さない厳しい演出で知られており、数々の撮影エピソードが語り継がれている。

  • 『蜘蛛巣城』のクライマックスとなる、三船演じる鷲津武時が城兵の裏切りにより、全身に矢を浴びせられてハリネズミのようになり最期を遂げるシーンでは、本物の矢が三船に射かけられるという命がけのスタントが行われ、三船は黒澤に「俺を殺す気か‼︎」と怒鳴った
  • 若侍として出演した仲代達矢の歩き方が「侍らしくない」と気に入らず、何度も取り直しを要求し、たった10秒足らずのシーンに6時間もかけた
  • スタッフと役者を待機させながら演出意図に沿った天候を何日も待ち続けた
  • 列車の窓から民家が映り、その家の2階がじゃまだとして「2階を撤去しろ」とスタッフに命じた。ところがその家には現に人が住んでいる。助監督に頼みに行かせ、一週間かけて説得し、撮影後に元通りにするという約束で、撤去させた。
  • 馬の動きにさえ注文を出し、何度もテイクを重ねた。たまりかねた俳優はわざと監督めがけて馬を走らせて、逃げる監督を追いかけ回し、3度目のテイクにOKをとらせた

(引用元 Yahoo知恵袋, Wikipedia)

まとめ

爆笑問題太田は、何度となく映画監督への夢をメディアで語ってきた。今回は友人の元SMAPの映画とあって、大変な意気込みであることは想像に難くない。きっと素晴らしい作品を作ってくれるだろう。